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幸せを呼ぶ

1月7日

の誕生日石

アンモライト

​概要

アンモライトとは

アンモライトは白亜紀(6500万年~1億3500万年前)の後期に生息していたアンモナイトが化石化する過程で、その殻表面のアラゴナイト(真珠層を構成する物質)が何千万年の間、地中内の鉱物、圧力により影響を受け、イリデッセンス効果を発する化石宝石です。

アンモライトは気が遠くなるほどの長い年月をかけ、地中でほかの鉱物や圧力により、アラゴナイトが虹やオーロラのような美しい光沢を放つようになり、宝石として珍重されるほどになったものです。

このまばゆく幻想的な輝きを「イリデッセンス効果(遊色)」と呼びます。

まさに化石と宝石の両方の側面をもつ自然の造形物です。


歴史と伝説

アンモナイトの化石は世界の各地に数多く発見されていますが、カナダ・アルバータ州で発見されたアンモナイトだけは、まるでおとぎ話に出て来る宝物のように光り輝いていました。

その美しさと不思議な伝説から「AMMOLITE(アンモライト)」と命名して、市場に流通するようになったのは、わずか40年くらい前の事です。はじまりは1908年、カナダ国立地理考査団がネイティブの持っていた輝くアンモナイトの化石調査をしている時に、アルバータ州のセント・メリー河で再発見した事から始まります。

それから約70年後、高品質なアンモナイトが眠る鉱山を発見され、宝石になったアンモナイトは、1981年、国際有色宝石協会(CIBJO)により「アンモライト」と正式に宝石名称が与えられて、最も新しい宝石として市場に紹介されるようになりました。


バッファローストーンの伝説

アンモライトは別名「バッファローストーン」と呼ばれており、カナダのネイティブたちに語り継がれてきた伝説があります。

長く厳しい冬の草原から、いつしかバッファローが姿を消し飢えに苦しんでいた頃、一人の若い娘が深い雪の中をさまよっていると、どこからともなく美しい歌声が聞こえてきました。

「木の下に埋もれている石を持ち帰りなさい。その石は病を癒し、生きるに必要な糧を与えてくれるでしょう。」

その歌に誘われるように歩いて行くと、やがて一本のコットン・ツリーの木の下にたどり着きます。恐る恐る雪を掻き分けると、美しく光り輝く石が現れました。翌朝、その美しく光り輝く石が呼び寄せたかのように、白銀の草原にはバッファローの大群が姿を見せ一族は救われました。

以来、彼らはその美しい石を「バッファロー・ストーン」と呼び、手にした者は幸運に恵まれるという伝説を信じて、いまも一族の家々に祀られています。


語源

アンモライトの語源は、カナダ・アルバータ州で発見された宝石のように光り輝いていたことから、その美しさと不思議な伝説から「AMMOLITE(アンモライト)」と命名されました。

​石言葉

「才能」「想像力」「幸運」


自分のなかに潜在的に潜んでいる才能を引きだし、幸運を呼び込むような意味が込められています。

こんな人におすすめ

・幸運のおまもりが欲しい

・自分の才能を引き出したい

・変化や可能性を見出したい

鉱物データ

アンモライト

英語名

Ammolite

和名

菊石

鉱物名

アンモライト

化学式

物により成分は異なる [ 主成分はアラゴナイト : CaCO3 ]

虹色

モース硬度

4.5~5.5

劈開

不明

屈折率

1.50 - 1.70

結晶系

比重

2.60 - 2.85

光沢

主な産地

カナダをはじめとする世界各国、 北海道


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