幸せを呼ぶ
1月8日
の誕生日石
グリーントルマリン
概要
グリーントルマリンとは
10月の誕生石であるトルマリンの中で、グリーンを呈するものを指します。
「ヴェルデライト」と呼ばれることもあります。
色が似ていることから、エメラルドと混同されやすい時代もあったといいます。
色合いは淡いグリーン~オリーブグリーンまで様々ですが、深く鮮やかなものほど価値が上がります。
歴史と伝説
1500年代にブラジルのどこかで、スペインの征服者は、グリーントルマリン水晶から泥を洗浄し、その明るく輝く宝石をエメラルドと混同しました。
正式にグリーントルマリンとしての発見がされたのは、1825年イタリアにあるエルバ島の晶洞からでした。
その後ブラジルが主な産地となり、アメリカ、ロシア、マダガスカル、ケニア、タンザニア、モザンビークなどで採掘されています。
語源
この石の独自性に関する混同は、その名称に反映されてもいますが、それはシンハラ語(スリランカの言語)で「混合宝石」を意味するトラマリニ由来します。
これは、オランダの商人が鉱夫がセイロン(現スリランカ)の宝石の砂利の中で発見したマルチカラーの、水で擦り減った小石に当てた言葉です。
またトルマリンは和名を「電気石」といい、両端にプラスとマイナスの電極を持っています。加熱することで静電気を帯びることからこの名があります。
石言葉
~トルマリンの色別の石言葉~
・グリーントルマリン
「リラックス」「行動力」「聡明」
・レッドトルマリン(ルベライト)
「広い心」「思慮深さ」「貞節」
・ピンクトルマリン
「愛情」「希望」「思いやり」
・ブラックトルマリン
「希望」「幸福」「忍耐」
・ブルートルマリン(インディゴライト)
「芸術センス」「希望」「友情」
・パライバトルマリン
「ルーツ」「真実」「勝利」
・バイカラー/パーティカラートルマリン
「調和」「才能の開花」「安定」
こんな人におすすめ
鉱物データ
グリーントルマリン
英語 | GreenTourmaline |
和名 | 電気石 (でんきせき) |
鉱物名 | トルマリン |
化学式 | リシア電気石 NA(Li1.5、Al1.5)Al6Si6O18(BO 3)3(OH)4 その他様々な種類が存在 |
色 | 無色~黒色まで様々 |
モース硬度 | 7~7.5 |
劈開 | なし~1方向に不完全 |
屈折率 | 1.624~1.644 |
結晶系 | 六方晶系(三方晶系) |
比重 | 3.06(+0.20、-0.06) |
光沢 | ガラス光沢、樹脂光沢 |
主な産地 | ブラジル、アメリカ、タンザニア、ロシア、ミャンマーなど |