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幸せを呼ぶ

1月15日

の誕生日石

インドスタールビー

​概要

インドスタールビーとは

「インドスタールビー」とは、宝石として扱われるコランダム(サファイアやルビーを含む鉱物)の一種で、スター効果(アステリズム)を持つルビーのことを指します。スター効果とは、石の表面に光を当てると、6本または12本の星形の光が見える現象です。この効果は、宝石内部に含まれるルチルの針状結晶が光を反射して起こります。



歴史と伝説

かつて、ルビーの研磨師たちは「シルクインクルージョン」が赤色の美しさを損なう厄介な存在だと考えていました。しかし、カボションカットを施した際に、スター効果を発見したのはいつ頃だったのでしょうか。

通常、ルビーのような透明な石はファセットカットを施し、光の反射や屈折が生み出すモザイク効果を楽しみます。一方で、不透明な石はカボション(半球形)にカットされ、石の色や質感を引き立てます。しかし、透明なルビーにカボションカットを施した時、研磨師たちは石自体がスター効果を映し出すことに気付いていませんでした。

ルビーやサファイアが商業的に研磨され始めたのは、ファセットカットの技法が確立した15世紀後半(ルネサンス期)頃です。しかし、カボションカットされたルビーに6本のスターを発見したのは、20世紀に入ってからのことです。

この発見者は、熱心なインドの研磨師でした。そのため、「インド・スタールビー」という名前が、この宝石のデビュー名として広まりました。


語源

「インドスタールビー」という名前は、インドがこの種のルビーの主要な産地の一つであること、インドの研磨師によって発見されたことに由来します。インドスタールビーはその美しいスター効果で特に人気があり、リングやペンダントなどのジュエリーによく使われます。品質や色合いによって価値が大きく異なることがありますが、一般的にはスター効果が強く、色が深紅色に近いものが高く評価されます。


​石言葉

「カリスマ性」「情熱」「意志の向上」

こんな人におすすめ

・仲間と力を合わせて目標に向かっていきたい

・魅力を高めたい

・カリスマ性を磨きたい


鉱物データ

・スタールビー

英語名

StarRuby

和名

スタールビー

鉱物名

コランダム

化学式

 Al 2 O 3

赤色

モース硬度

9

劈開

なし

屈折率

1.762~1.770

結晶系

六方晶系

比重

4.00(+ / - 0.05)

光沢

ガラス光沢

主な産地

ミャンマー、ヒマラヤ、ベトナム、カンボジア、タイ、スリランカ、マダガスカル、タンザニア、モザンビークなど


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