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幸せを呼ぶ

1月18日

の誕生日石

ネフライト

​概要

ネフライトとは

ネフライトは、ヒスイの一種で、カルシウムやマグネシウムを含む鉱物でできており、特に中国では「軟玉(なんぎょく)」として古くから大切にされてきました。

ネフライトの色は、主に緑色や白色が多いですが、灰色、黄色、茶色などもあります。硬さと耐久性があり、昔から装飾品や彫刻、道具などに使われてきました。例えば、古代の中国では、ネフライトは宝石としてだけでなく、宗教的な儀式や重要な道具にも使用されていました。そのため、ネフライトは美しさだけでなく、文化的にも重要な石です。


歴史と伝説

ネフライトの歴史は古く、中国では2000年以上もの間、ジェダイトが発見されるまでは最高の宝石として愛されてきました。

ニュージーランドでもなじみが深く、ミリオ族の人々から “ミア” と呼ばれ、彫刻して研磨したネフライトを神聖な儀式などに用いていたと言い伝えられています。ニュージーランドで産出された“ミア” の多くは深いグリーンカラーをしていたようです。

また、世界中のさまざまな民族から聖なる石として大切にされ、死者とともに埋葬されたり、特別な石として崇められてきた歴史のある宝石です。

また、ヒスイ文化への誇りを示すために、中国は2008年の北京オリンピックで使用されたメダルにネフライト(軟玉)をはめ込みました。 宝石素材がオリンピックのメダルに使用されたのは初めてのことであり、これにより人々のネフライト(軟玉) への意識と愛着が再燃しました。


語源

1780年に地質学者であったA.G.ウェルナーによって名付けられたといわれ、由来は諸説ありますが、一説ではラテン語で腎臓という意味の ”nephrus”からとったのではないかといわれています。

もともと腰の治療に使われていた石で平たく丸い形が腎臓に似ていることから腎臓に効くとされ、「腎臓石」と呼ばれていたことがきっかけだそうです。

​石言葉

「健康」「知恵」「繁栄」「安らぎ」


深い癒やしの効果があると言われており、ストレスを和らげ精神がリラックスすることで、頭がクリアになり、直感や閃きが高まるともいわれています。

そのことから、「知恵と安らぎ」を象徴する石ともいわれています。

こんな人におすすめ

鉱物データ

・ネフライト

英語名

Nephrite

和名

軟玉

鉱物名

ネフライト

化学式

Ca2(Mg,Fe2+)5(OH|Si4O11)2

白色、緑色、濃緑色、黄緑色、淡黄色、褐色、黒色

モース硬度

6.0~6.5

劈開

なし

屈折率

1.61 ~ 1.63

結晶系

1.61 – 1.63

比重

2.90 ~ 3.02

光沢

真珠光沢ないしガラス光沢

主な産地

アメリカ(ワイオミング州)(アラスカ州)、カナダ、ニュージーランド、ロシア、台湾、中国、日本


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