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1月28日

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ピンクトパーズ

​概要

ピンクトパーズ(インペリアルトパーズ)とは

トパーズグループに属する鉱物で、淡いピンク色をした宝石です。ピンクトパーズには、天然で発掘されたもの、オレンジ色をしたトパーズを加熱処理して作られたもの、放射処理もしくは着色処理したものがあります。

天然で発掘されるピンクトパーズはインペリアルトパーズのピンク色のもので、インペリアルトパーズの中でも希少価値が高いと言われています。

放射処理、着色処理されたピンクトパーズは「ミスティックトパーズ」と呼ばれることもあり、比較的安価で購入できます。


歴史と伝説

ピンクトパーズの中でも価値が高いインペリアルトパーズについての歴史について見ていくと、インペリアルトパーズは産出地が非常に限定的でした。ブラジルのミナスジェライス州がこれに当たります。

17世紀頃から金やダイヤモンド採掘が顕著な「宝石の鉱山」を持つ土地で、現在もトパーズを始めとした上質な宝石が産出されています。人々はこの地だけで採れる最上級トパーズを、時のブラジル皇帝ペドロ2世から名を頂き、「インペリアルトパーズ」として他の鉱物・宝石と区別するようになりました。


語源

最も有名なものとして、トパーズの産出地と言われていた「トパジオス島」の由来が挙げられます。これは、ギリシャ語で「探し求める」を意味するtopazos(トパゾス)からちなんでいると言います。

紅海に浮かぶこの島は、現在ではザバルガート島(英名ではセントジョーンズ島)と呼ばれていますが、当地で産出していたペリドットがトパーズとして重宝されていました(当時は今ほど鉱物学的な分類が明確ではなかったため)。この古代ギリシャ名のトパジオスがトパーズの語源になったのでは、というものです。

また別の説によると、サンスクリット語で「火」を表すtapas(タパズ)からちなんでいるという説もあります。

​石言葉

「友情」「希望」「潔白」


【指輪が結んだ同盟】

18世紀半ば、ヨーロッパで7年戦争が勃発。オーストリア、フランス、ロシアの三国間で「3枚のペチコート作戦」と呼ばれる同盟が結ばれました。この同盟の象徴として、ロシア女帝エリザベータが作らせた「ドルージバ(友情)の指輪」が使用され、インペリアルトパーズがあしらわれていました。この逸話から、インペリアルトパーズの石言葉は「友情」と広く知られるようになったのです。

こんな人におすすめ

・意中の人との距離を近づけたい

・前向きな人間関係を築きたい

・意思を強く持ち、最大の力を発揮したい


【おすすめ商品】

インペリアルトパーズ原石 約3.0ct


鉱物データ

・ピンクトパーズ(インペリアルトパーズ)

英語名

Pink Topaz

和名

黄玉

鉱物名

トパーズ

化学式

Al₂SiO₄(F, OH)₂

黄~橙、桃色~赤色

モース硬度

8.0

劈開

一方向に完全

屈折率

1.629~1.637(OH)

結晶系

斜方晶系

比重

3.52~3.56

光沢

ガラス光沢

主な産地

ブラジル、パキスタン、メキシコ、ウクライナ等


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