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幸せを呼ぶ

2月19日

の誕生日石

モルダバイト

​概要

モルダバイトとは

モルダバイトはテクタイトの一種で、地球に落下した隕石が爆発的な熱と圧力により周囲の岩石を溶かし、その結果として形成されます。この特異な起源から、モルダバイトが一種の自然ガラスであることが分かります。その名前の由来は、チェコのモルダウ川流域で初めて発見されたことに因んでいます。


歴史と伝承

モルダバイトの起源

モルダバイトは、地球の壮大な歴史と宇宙の神秘が融合した石として知られています。その起源は約1,500万年前にさかのぼります。現在のドイツに位置するネルトリンガー・リース(Nördlinger Ries)で巨大隕石が衝突し、その衝撃で地表の岩石が溶解しました。この衝撃により、地表の岩石が高温で溶融し、空中で冷却される過程を経てモルダバイトが形成されました。


聖杯伝説とモルダバイト

モルダバイトは、キリスト教の物語のひとつ聖杯伝説にも関連があると言われています。この杯は最後の晩餐でイエス・キリストが用いたとされるもので、十字架上での処刑の際には、イエスの血を受けたとも言われています。この杯は「永遠の命」をもたらすと信じられ、多くの騎士や王が聖杯を探し求めたのです。

聖杯伝説には、「聖杯が宇宙からもたらされた特別な素材で作られた」という説があります。これがモルダバイトではないかと言われているのです。


科学的発見

モルダバイトが科学的に注目されるようになったのは、19世紀後半から20世紀にかけてのことです。それ以前は、モルダバイトはただの珍しいガラス状の鉱物と考えられていました。しかし、地質学者や科学者たちの研究によって、モルダバイトが地球と宇宙の衝突によって生まれた「テクタイト」と呼ばれる天然ガラスの一種であることが明らかになりました。


語源

ロンドンにテムズ川、パリにセーヌ川があるように、中世の面影をそのまま残す歴史的な建造物や古城が立ち並ぶチェコの首都プラハには、モルダウ川があります。美しい自然に囲まれた南から、北のプラハへと雄大に流れるモルダウ川流域で産出されることから「モルダバイト」と名付けられました。モルダバイトの和名は「モルダウ石」です。

1470万年前、ドイツのネルトリンガー・リースを作った隕石を切欠にモルダバイトは誕生しました。現在の産地は、そこから250km程離れたチェコ共和国。隕石の落下地点と現在の産地から、モルダバイト誕生のインパクトがどれだけのものだったのか伺えます。

最初に発掘されたという記録は1787年とされていますが、モルダウ川付近の古代遺跡からは、モルダバイトで作られた石器などが発見されています。

​石言葉

「癒し」「富」「夫婦円満」「繁栄」


深い緑は癒し効果もあり、良き心のパートナーとなります。産出国のチェコでは、モルダバイトは夫婦円満の石とされています。

こんな人におすすめ

・前世の記憶に繋がりたい

・幸運と豊穣のお守り

・夫婦円満と幸福


モルダバイトは天然ガラスのため、模造品が作りやすく、人工ガラスを「モルダバイト」として販売していることが多いです。

チェコ産の本物のモルダバイトが欲しい場合は、必ず鑑別書つきのものを購入しましょう。


宝石鑑別ver2/鑑別書作成


鉱物データ

・モルダバイト

英名

Moldavite

和名

モルダウ石

鉱物名

天然ガラス

化学式

主成分SiO2他

緑色

モース硬度

5

劈開

なし

屈折率

1.48-1.51

結晶系

非晶質

比重

2.3-2.36

光沢

ガラス光沢

主な産地

チェコ


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