幸せを呼ぶ
3月13日
の誕生日石
イエローダイヤモンド




概要
イエローダイヤモンドとは
太陽のような輝きを放つ「イエローダイヤモンド」。
その鮮やかな黄色は現在でも多くの女性たちを魅了しています。
イエローダイヤモンドはカラーダイヤモンドの中では比較的希少性は高くないと言われています。ブルーダイヤモンドやレッドダイヤモンド、ピンクダイヤモンドなどに比べると価値は高くはありません。
しかし、その 中でも特に鮮やかな黄色のイエローダイヤモンドである「カナリーイエロー」と呼ばれる濃い黄色のダイヤモンドは、非常に希少価値の高いものとされています。
地位や名誉をアピールしたい場合はカナリーイエローのダイヤモンドを選びましょう。
歴史と伝承
有名なイエローダイヤモンドは以下の2つです。
①ティファニー・イエローダイヤモンド
ティファニー・イエローダイヤモンド(Tiffany Yellow Diamond)は、世界で最も有名なイエローダイヤモンドの一つです。128.54カラットのこのダイヤモンドは、1878年に南アフリカのキンバリー鉱山で発見されました。ティファニー社が購入し、その後、映画『ティファニーで朝食を』のプロモーションでオードリー・ヘプバーンが着用したことで広く知られるようになりました。
②フロレンティン・ダイヤモンド
フロレンティン・ダイヤモンドは、かつてトスカーナとフローレンスを支配していたメディチ家が所有した137.27カラットの大きなイエローダイヤモンドです。16世紀にインドで発見され、その後、ヨーロッパの貴族たちの手を渡り歩きました。現在、その所在は不明ですが、その美しさと歴史的背景から多くの人々の関心を集めています。
語源
ギリシャ語の「adamas(アダマス)」という言葉がダイヤモンドの語源とされています。
「adamas(アダマス)」には征服し難いとか何よりも強いといった意味があります。
プリニウスというローマ軍の指揮官が残したプリニウス博物誌にも、語源となる「adamas(アダマス)」が記されています。
そこから「a」が取れてdiamond(ダイヤモンド)になったのです。
よく認知されているようにダイヤモンドは非常に硬い宝石で 、自然界で最も硬い宝石とされています。
その強さから「adamas(アダマス)」という言葉が語源となったのでしょう。
石言葉
「希望」「冨」「永遠の絆」
こんな人におすすめ
・地位や富を守りたい
・神々しいオーラを 放ちたい
・存在感を放ちたい
鉱物データ
・イエローダイヤモンド
英語名 | Yellow Diamond |
和名 | 金剛石(こんごうせき) |
鉱物名 | ダイヤモンド |
化学式 | C |
色 | 薄黄色~濃黄色 |
モース硬度 | 10 |
劈開 | 完全 |
屈折率 | 2.417 |
結晶系 | 等軸晶系 |
比重 | 3.52 |
光沢 | 金剛光沢 |
主な産地 | 南アフリカ、オーストラリア、ロシア、ブラジルなど |