幸せを呼ぶ
3月26日
の誕生日石
パイライト




概要
パイライトとは
パイライト(黄鉄鉱)は、金属のような輝きを持つ鉱物で、「愚者の黄金」とも呼ばれます。これを見つけた人がしばしば「金」を掘り当てた!と勘違いしていたようです。
鉄と硫黄で構成されており、キューブ状や八面体の結晶が特徴です。古くから魔除けや金運を呼ぶ石として親しまれ、現在もパワーストーンや装飾品として人気があります。
マーカサイトについて
パイライト(黄鉄鉱)の宝石名である「マーカサイト(マルカジット)」は、パイライト(黄鉄鉱)を六面体にカットすることで、ダイヤモンドのような輝きを帯びさせた宝石です。
王室の宝飾品倉庫からダイヤモンドが盗難される被害が多く、盗難防止のためにダイヤモンドに似ている「マーカサイト(マルカジット)」をダミーとして置いて、ダイヤモンドの盗難被害を減らすために使われていたという歴史もありました。ですが、18世紀ごろ「マーカサイト(マルカジット)」に、転機が訪れます。
ビクトリア女王の時代(1837年〜1901年の期間)には、宝石の研磨技術も向上し、「マーカサイト(マルカジット)」の輝きの美しさが評価されるようになります。当時のイギリスでは空前の「マーカサイト」ブームがおこり、宝飾品としての価値が上がるだけでなく、高価なバッグの一部にも使われるようになりました。当時のアクセサリーはアンティークジュエリーとして、今日でも高い評価を受けています。
歴史と伝承
古代ギリシャでは魔除けの効果があるとして、パイライト(黄鉄鉱)はイヤリングや髪飾りとして用いられていました。アメリカインディアンたちが鏡としてパイライト(黄鉄鉱)を使っていたという史実もあります。
また、パイライト(黄鉄鉱)はその見た目から、金に間違えられたり、ダイヤモンドの代用品として扱われてきたりした歴史もあります。鉱物の知識があまり市民に広がっていなかった時代には、パイライト(黄鉄鉱)を金だと偽って販売していた者もいたようですが、パイライト(黄鉄鉱)は金よりも軽いですし、表面に凹凸もあるので、今は見分けるのは難しくありません。
ハンマーで叩くと火花が出るパイライト(黄鉄鉱)の性質を利用して、ホイールロック式の銃の火打ち石として使われていたこともありました。
語源
パイライトは、ハンマーで叩くと火花が出るため、ギリシャ語で「火」を意味する「pyr」と岩石や鉱物を意味する「ite」とが合わさって、「Pyrite(パイライト)」と名付けられました。
黄鉄鉱という和名は、「硫黄」と「鉄」が結合し た「硫化鉱物」であることを表しています。
石言葉
「独立」「潜在意識」「金運アップ」
こんな人におすすめ
鉱物データ
・パイライト
英語名 | Pyrite |
和名 | 黄鉄鉱(おうてっこう) |
鉱物名 | パイライト |
化学式 | FeS2 |
色 | 真鍮色、金色、黄銅色 |
モース硬度 | 6〜6.5 |
劈開 | なし |
屈折率 | 1.81以上 |
結晶系 | 等軸晶系 |
比重 | 4.95〜5.10 |
光沢 | 金属光沢 |
主な産地 | スペイン、中国、ベルー、イタリアなど |