幸せを呼ぶ
4月6日
の誕生日石
ブルーダイヤモンド




概要
ブルーダイヤモンドとは
青い色合いを持つ希少な天然ダイヤモンドのことです。通常の無色透明なダイヤモンドとは異なり、その美しい青色は微量のホウ素(ボロン)が結晶内に含まれていることによって生まれます。
ブルーダイヤモンドはその希少性と美しさから、世界中の宝石愛好家やコレクターに高く評価されています。中でもホープダイヤモンドのような有名な石は、美術館に所蔵されるほどの価値があります。精神的な意味合いとしては、誠実さや直感力を高める石ともいわれており、お守りとして身につけられることもあります。
歴史と伝承
ブルーダイヤモンドの中で一番有名なものが「ホープダイヤモンド」です。
ホープダイヤモンドは、重さは約45.52カラットで、美しい濃い青色を持ち、その神秘的な輝きと歴史から多くの注目を集めてきました。
もともとはインドのゴルコンダ鉱山で採掘されたとされ、17世紀にフランス王ルイ14世が所有していた記録もあります。
その後、所有者が変わるたびに不運が訪れるという「呪いの宝石」としても知られるようになりました。現在はアメリカ・ワシントンD.C.のスミソニアン博物館に展示されており、世界中の観光客がその神秘的な輝きを見に訪れています。

語源
ギリシャ語の「adamas(アダマス)」という言葉がダイヤモンドの語源とされています。
「adamas(アダマス)」には征服し難いとか何よりも強いといった意味があります。
プリニウスというローマ軍の指揮官が残したプリニウス博物誌にも、語源となる「adamas(アダマス)」が記されています。
そこから「a」が取れてdiamond(ダイヤモンド)になったのです。
よく認知されているようにダイヤモンドは非常に硬い宝石で、自然界で最も硬い宝石とされています。
その強さから「adamas(アダマス)」という言葉が語源となったのでしょう。
石言葉
「希望」「冨」「永遠の絆」
こんな人におすすめ
・地位や富を守りたい
・神々しいオーラを放ちたい
・存在感を放ちたい
濃くて透明度の高い青色のものが最高品質のため、地位や富を守りたい人は品質に注意しましょう。
鉱物データ
・ブルーダイヤモンド
英語名 | Blue Diamond |
和名 | 金剛石(こんごうせき) |
鉱物名 | ダイヤモンド |
化学式 | C |
色 | 薄青色~濃青色 |
モース硬度 | 10 |
劈開 | 完全 |
屈折率 | 2.417 |
結晶系 | 等軸晶系 |
比重 | 3.52 |
光沢 | 金剛光沢 |
主な産地 | 南アフリカ、ブラジル、ボルネオ島、インド |