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幸せを呼ぶ

4月10日

の誕生日石

ホワイトジルコン

​概要

ホワイトジルコンとは

ホワイトジルコンは、ジルコンという鉱物の中でも無色や白っぽく見えるものを指します。自然にできた鉱物で、人工的に作られたものではありません。見た目がとてもキラキラしていて、ダイヤモンドに似ていることから、昔から宝石として人気があります。

特に光をよく反射する性質があり、「ファイア」と呼ばれる虹色の輝きが見えるのが特徴です。ただし、ダイヤモンドとは違ってモース硬度は6〜7.5くらいなので、少し傷つきやすいという面もあります。(ダイヤモンドはモース硬度10)

それでも十分に美しいので、アクセサリーなどに使われることが多いです。

ちなみに、「ジルコン」とよく似た名前の「キュービックジルコニア」という石がありますが、これは人工的に作られた別のものです。キュービックジルコニアはもっと硬くて、見た目も似ていますが、ホワイトジルコンとはまったく異なる性質を持っています。

簡単に言えば、ホワイトジルコンは自然がつくった、ダイヤモンドのように輝く透明な宝石のひとつです。


歴史と伝承

ホワイトジルコンを含むジルコンという鉱物は、非常に古い歴史を持っています。実は、地球上で見つかっている最古の鉱物がジルコンで、その年齢はなんと約44億年にもなると言われています。科学者たちはこの鉱物を使って、地球の初期の環境について研究しているほどです。


語源

ジルコンの名前は、ペルシア語の「Zargoon(ザグーン)」からきているといわれます。Zargoonは「金色」を意味し、またアラビア語では「朱色」になります。Zargoonが時を経てJargon(ジャルグーン)に変化し、やがて英語の「ジルコン」になったと考えられています。

ちなみにジルコンは、日本では「風信子石(ひやしんすせき)」と呼ばれていました。「ジルコンの色がヒヤシンスの花の色に似ている」ことからそう呼ばれるようになったといわれています。

​石言葉

「やすらぎ」「夢想」「可能性」


ジルコンは別名「平和の石」とも呼ばれ、心のバランスを整えてくれる宝石だと言われています。

また、ジルコンには多くの色が存在し、色によって意味が異なってきます。

(1)ブルージルコン|心をクリアにして挑戦を後押しする

(2)ホワイトジルコン|眠った力や可能性を引き出す

(3)レッドジルコン|情熱をもたらし前向きな気持ちにする

(4)グリーンジルコン|過去のトラウマから解放する

(5)イエロージルコン|幸運を呼び邪気を遠ざける

(6)パープルジルコン|魅力や美的感覚を高める

(7)ピンクジルコン|愛情と精神的なゆとりをもたらす

こんな人におすすめ

・感情の浮き沈みが激しい

・気持ちを穏やかに保ちたい

・自分に自信がもてない


【12月誕生石】ブルージルコンの指輪


鉱物データ

・ジルコン

英名

Zircon

和名

風信子石 ひやしんすいし

鉱物名

ジルコン

化学式

ZrSiO4

青、赤、黄、オレンジ、茶色、緑など

モース硬度

6~7.5

劈開

二方向完全

屈折率

高:1.925~1.984(+ / - 0.040)

中:1.875~1.905(+ / - 0.030)

低:1.810~1.815(+ / -0.030)

結晶系

正方晶系

比重

3.90~4.73

光沢

ガラス光沢

主な産地

カンボジア、オーストラリア、スリランカ、タイ、ミャンマーなど


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