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幸せを呼ぶ

4月21日

の誕生日石

アンダリュサイト

​概要

アンダリュサイトとは

アンダリュサイトは、見る角度によって色が変わる不思議な鉱物で、赤みがかった茶色や緑がかった色など、複数の色が一つの石に見えるのが特徴です。スペインのアンダルシア地方で発見されたことから、この名前が付けられました。中には「キアストライト」と呼ばれるタイプがあり、黒い十字模様が自然に入っていることから、お守りとしても親しまれています。石としての硬さも十分あり、アクセサリーにも使われます。また、心を落ち着け、自分の本当の気持ちに気づかせてくれる力があるとされ、スピリチュアルな意味でも人気のある天然石です。


歴史と伝承

アンダリュサイトの歴史は古く、ヨーロッパでは中世のころから知られていたとされています。特にスペインのアンダルシア地方で多く産出されたことから、この地域にちなんで「アンダリュサイト」という名が付けられました。当時の人々は、この石の持つ不思議な色の変化に特別な力があると信じていたようです。

中でも黒い十字模様が入った「キアストライト」は、古代から「神聖な十字の印」として重宝され、悪霊や災いから身を守るお守りとして使われてきました。巡礼や旅に出る人々が身につけたとも言われており、十字の模様が自然に現れることから「神の加護が宿る石」として崇められていたこともあります。

また、ヨーロッパの一部の地域では、アンダリュサイトは「真実を見抜く石」「迷いを晴らす石」とされ、判断力や洞察力を高める力があると信じられていました。そのため、精神的に揺らいでいるときや大きな決断を前にしたときに身につけるとよいとされてきました。


語源

アンダリュサイトという名前の語源は、スペイン南部の「アンダルシア地方(Andalucía)」にあります。この鉱物が最初に発見されたとされた地名にちなんで、18世紀末にフランスの鉱物学者ジャン=クロード・デロメによって「andalousite(アンダルシット)」と名付けられました。英語では「Andalusite」と表記され、日本語では「アンダリュサイト」や「アンダルサイト」とも呼ばれることがあります。

​石言葉

「希望」「成長」「真実を見抜く」

こんな人におすすめ

・ネガティブな感情をポジティブに変えたい

・新しいことにチャレンジしたい

・成功を引き寄せたい


鉱物データ

・アンダリュサイト(アンダルサイト)

英語名

Andalusite

和名

紅柱石(こうちゅうせき)

鉱物名

アンダリュサイト

化学式

Al2SiO5

赤色・褐色・黄色・灰緑色・暗緑色・灰色など

モース硬度

6.5~7.5

劈開

一方向に明瞭

屈折率

1.632~1.643

結晶系

斜方晶系

比重

1.63

光沢

ガラス光沢

主な産地

ブラジル、スリランカ、スペイン、ロシアなど


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