幸せを呼ぶ
5月6日
の誕生日石
アイドクレース




概要
アイドクレースとは
アイドクレースとは、正式には「ベスブ石(ベスビアナイト)」と呼ばれます。「アイドクレース(Idocrase)」という名前は、宝石や鉱物としての別名で、特に宝石品質のものに対して使われることが多いです。
光沢が美しく、カットすると透明感と輝きを持つため、宝石としても人気があります。名前の「アイドクレース」は、ギリシャ語で「混ざった形」を意味し、他の鉱物と似た外見を持つことからこの名が付けられました。
宝石としてだけでなく、鉱物標本としてもコレクターに好まれています。
歴史と伝承
この鉱物はカナダのケベック州アスベストにあるJeffrey Mine産で、和名をへブス石といいます。ケイ酸塩鉱物の一種で硬度は6.5です。
最初に発見されたイタリアのベスビオ(ヴェスヴェアス)山にちなんで「べスビアナイト」と名づけられました。色は緑色や黄色、また紫色があります。宝石名をアイドグレースといいます。
語源
アイドクレース(Idocrase)、すなわちベスビアナイト(Vesuvianite)は、18世紀末にイタリアの有名な火山「ヴェスヴィオ山(Mount Vesuvius)」で初めて発見されました。この火山にちなんで「ベスブアナイト」という名がつけられました。
一方、「アイドク レース」という名前は、1796年にフランスの鉱物学者ルネ・ジュスト・アユイ(René Just Haüy)によって名付けられたもので、ギリシャ語の eidos(形)と krasis(混合)から来ており、「混ざった形」「似た形のもの」という意味があります。これは、他の宝石や鉱物と間違われやすい性質にちなんだ名前です。
石言葉
「二人の愛」「真実」「仁愛」
こんな人におすすめ
・ 精神的なバランスを整え、愛を深めたい人
・大切な人との愛情を深めたい人
・愛の守護石が欲しい人
鉱物データ
・アイドクレース
英語名 | Idocrase |
和名 | べブス石 |
鉱物名 | ベスビアナイト |
化学式 | Ca19Al10(Mg,Fe2)3[OH,F)10|(SiO4)10|Si2O7)4] |
色 | 緑色、黄緑色、褐色、黄色 |
モース硬度 | 6 ~ 7 |
劈開 | 不明瞭~中程度 |
屈折率 | 1.70~1.75 |
結晶系 | 単斜晶系 |
比重 | 3.32 ~ 3.47 |
光沢 | ガラス光沢 |
主な産地 | アメリカ、オーストラリア、カナダ、タンザニア、メキシコ、ロシアなど |