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幸せを呼ぶ

5月23日

の誕生日石

セレナイト

​概要

セレナイトとは

セレナイトとは、石膏(ジプサム)の一種で、透明度が高く、美しい光沢を持つ鉱物です。名前の由来は、ギリシャ神話の月の女神「セレーネ(Selene)」にちなんでおり、その柔らかな光の反射が月光を思わせることから名付けられました。

モース硬度は2と非常に柔らかく、爪でも傷がつくほど繊細な石です。そのためジュエリーとしての加工にはあまり向きませんが、インテリアやヒーリングストーンとして人気があります。特に、表面がシルクのように滑らかで、光を通す様子が神秘的なため、浄化の石としても重宝されています。

古くから聖なる石とされ、古代エジプトやローマでは神殿の装飾やランプシェードに使われたと伝えられています。現代でも、セレナイトは「心の静けさ」「空間の浄化」「高次のエネルギーとのつながり」を象徴するスピリチュアルな石として愛されています。特に、他の石を浄化する力があるとされ、クリスタルヒーリングの世界では欠かせない存在です。


歴史と伝承

セレナイトは古代から「聖なる石」として大切にされてきました。その歴史は古代ギリシャやローマ時代にまでさかのぼり、当時はその透き通るような質感と月光のような輝きから、月の女神セレーネに捧げる石とされていました。名前の語源も「セレーネ(Selene)」に由来し、月のエネルギーを宿す神秘的な存在と考えられていたのです。

古代ローマでは、セレナイトの板を窓ガラスの代わりに使っていた例もあり、神殿や重要な建物の装飾に用いられていました。その半透明な美しさが、光をやさしく取り込むことで神聖な空間を演出していたとされています。また、中世ヨーロッパでは、セレナイトには悪霊を祓う力があると信じられ、魔除けやお守りとして使われることもありました。


語源

セレナイトという名前の語源は、ギリシャ神話に登場する月の女神「セレーネ(Selene)」に由来しています。ギリシャ語で月を意味する「selēnē(セレーネー)」から派生した言葉で、セレナイトの持つ淡くやわらかな光沢が、まるで月光のように見えることにちなみ、この名がつけられました。

古代の人々は、その美しい輝きからこの石に神聖さや神秘性を感じ、「月の光を宿した石」として特別な意味を込めて扱っていたと伝えられています。セレナイトという名前には、月にまつわる美しさと浄化のイメージが込められており、その語源自体が、この石の持つ静かで優しい性質を象徴しているのです。


​石言葉

「純粋無垢」「浄化」

こんな人におすすめ

・ストレス解消したい

・心を軽くしたい

・リラックスしたい


鉱物データ

・セレナイト

英語名

Selenite

和名

透石膏(とうせっこう)

鉱物名

ジプサム

化学式

Ca[SO4]・ 2H2O

白色、オレンジ色、青色、茶色、緑色

モース硬度

2

劈開

完全

屈折率

1.52 - 1.53

結晶系

単斜晶系

比重

2.3

光沢

ガラス光沢、真珠光沢

主な産地

アメリカ、メキシコ、ロシアなど


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