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幸せを呼ぶ

5月27日

の誕生日石

グリーントルマリン

​概要

グリーントルマリンとは

グリーントルマリンとは、トルマリン(電気石)の中でも緑色をした種類のことを指します。エメラルドのように鮮やかな明るいグリーンから、深く落ち着いたフォレストグリーンまで、色合いの幅が広く、透明感のあるものは宝石としても高く評価されています。

トルマリンは、熱や摩擦を加えると微弱な電気を帯びる性質を持っており、「電気石」とも呼ばれます。グリーントルマリンはその中でも、特に心と体のバランスを整える石として知られています。

主な産地はブラジル、ナイジェリア、モザンビーク、アフガニスタンなどで、特にブラジル産のものは発色が美しく、高品質な石が多く流通しています。緑色の中でも、クロムを含むことで発色する「クロムトルマリン」と呼ばれる希少なタイプも存在し、コレクターの間では特に人気があります。


歴史と伝承

トルマリン自体は古代から知られていた鉱物ですが、当初はその多彩な色ゆえに他の宝石と混同されることが多く、例えば緑色のトルマリンはエメラルドと誤認されていたこともありました。特に記録に残るのは、17世紀末にスリランカからヨーロッパにもたらされたトルマリンです。オランダ東インド会社によって輸入されたこの鉱物は、その不思議な性質と美しい色彩で人々の関心を集めました。

「トルマリン」という名前が広く使われるようになったのは18世紀以降で、「トルマリ(Turmali)」というシンハラ語(スリランカの言語)に由来するといわれています。もともとは「混ざった色の石」という意味があり、まさにトルマリンの多色性をよく表した言葉です。

グリーントルマリンに特化して言えば、19世紀から20世紀初頭にかけて、ブラジルやアフリカでの鉱山開発が進む中で美しい緑色のトルマリンが数多く発見され、宝石市場で注目されるようになりました。特にブラジル産のグリーントルマリンは、透明度が高く発色も美しいことから、宝石としての地位を確立していきます。

また、19世紀以降のスピリチュアルやオカルトへの関心の高まりとともに、トルマリンには「癒し」や「エネルギーを整える」といった目に見えない力があるとされ、ヒーリングストーンとしての人気も高まっていきました。中でもグリーントルマリンは、自然とのつながりや心の安定をもたらす石として、スピリチュアルな愛好家の間で特に大切にされています。


語源

グリーントルマリンの「トルマリン(Tourmaline)」という名前の語源は、スリランカのシンハラ語で宝石を意味する「トルマリ(turmali または turamali)」に由来するとされています。この言葉は、もともと「さまざまな色を持つ石」「混ざった色の石」という意味があり、まさに多彩な色を持つトルマリンにぴったりの表現です。

17世紀末、オランダ東インド会社がスリランカからヨーロッパへと持ち帰ったこの鉱物は、当初は色ごとに他の宝石と間違えられることが多く、特にグリーントルマリンはエメラルドと混同されることもありました。しかし、18世紀になると「トルマリン」という名称が鉱物学的に定着し、色の違いにかかわらず一つの鉱物グループとして認識されるようになります。

グリーントルマリンという呼び名は、「トルマリン」の中でも緑色を呈する種類を区別するためのもので、特にクロムや鉄などの含有元素が緑色を生み出していることが、鉱物学的にも明らかになっています。


スピリチュアル的な効果

スピリチュアルな世界観では、グリーントルマリンはハートチャクラに対応するといわれており、愛や調和の象徴として大切にされてきました。ストレスの多い日々の中で、自然の色合いを眺めることでリラックスを感じる方も多く、「癒しの石」として親しまれています。

(※スピリチュアルな考え方に基づくものであり、医学的な効能を保証するものではありません。)


​石言葉

~トルマリンの色別の石言葉~

・ブラックトルマリン

「希望」「幸福」「忍耐」

・グリーントルマリン

「リラックス」「行動力」「聡明」

・レッドトルマリン(ルベライト)

「広い心」「思慮深さ」「貞節」

・ピンクトルマリン

愛情」「希望」「思いやり」

・ブルートルマリン(インディゴライト)

「芸術センス」「希望」「友情」

・ホワイトトルマリン(アクロアイト)

「透明性」「純粋さ」「解放」

・パライバトルマリン

「ルーツ」「真実」「勝利」

・バイカラー/パーティカラートルマリン

「調和」「才能の開花」「安定」

こんな人におすすめ

愛のエネルギーを高めたい

・生命エネルギーの活性化

・疲労の回復を測りたい


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鉱物データ

・トルマリン

英語

Tourmaline

和名

電気石 (でんきせき)

鉱物名

トルマリン

化学式

リシア電気石 NA(Li1.5、Al1.5)Al6Si6O18(BO 3)3(OH)4 その他様々な種類が存在

無色~黒色まで様々

モース硬度

7~7.5

劈開

なし~1方向に不完全

屈折率

1.624~1.644

結晶系

六方晶系(三方晶系)

比重

3.06(+0.20、-0.06)

光沢

ガラス光沢、樹脂光沢

主な産地

ブラジル、アメリカ、タンザニア、ロシア、ミャンマーなど


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