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幸せを呼ぶ

5月28日

の誕生日石

ホワイトカルセドニー

​概要

ホワイトカルセドニーとは

ホワイトカルセドニーとは、半透明から不透明のやわらかな白色をしたクォーツ(石英)の一種で、鉱物名としては「カルセドニー(玉髄)」のバリエーションのひとつです。

カルセドニーは微細な石英の結晶が密に集まった構造をしており、その繊細な質感は「柔らかい光をたたえる石」とも表現されます。

また、古代ローマ時代には印章やカメオとして使われることも多く、美しさと実用性を兼ね備えた石としても重宝されていました。


歴史と伝承

古代ローマでは、カルセドニーは印章やカメオに多く使われていました。半透明で彫刻に適していることから、王族や貴族の持ち物として、指輪や装飾品に加工されていた記録が残っています。また、ローマ時代の兵士たちは、この石をお守りとして身につけ、戦いの緊張を和らげ、敵と冷静に向き合えるようにと願ったともいわれています。


語源

「カルセドニー(Chalcedony)」という名前の語源は、古代ギリシャの小さな港町「カルケドン(Chalcedon)」に由来するとされています。カルケドンは現在のトルコ・イスタンブールのアジア側に位置しており、古代において宝石の交易地として知られていました。

この地名「カルケドン」がラテン語で「Chalcedonius」となり、のちに鉱物名「Chalcedony(カルセドニー)」として定着していきました。当時、さまざまな色のカルセドニーが交易されていたことから、産地名がそのまま鉱物名として使われるようになったと考えられています。


スピリチュアル的な効果

スピリチュアルな世界観においては、心を静め、人とのつながりを円滑にするといわれており、優しいエネルギーを感じる石として親しまれています。

その柔らかな乳白色の輝きは、見る人に安心感をもたらすとされ、持ち主の内面にやさしさや寛容さを育んでくれる存在として、大切にされてきました。また、コミュニケーションをサポートする石とされることもあり、人間関係にやさしい調和をもたらすお守りとしても人気があります。

(※スピリチュアルな考え方に基づくものであり、医学的な効能を保証するものではありません。)


​石言葉

「柔軟性 」「癒し 」「絆」

こんな人におすすめ

感情の波を抑えたい

・ヒーリングストーンが欲しい

・感情表現を素直に表したい


鉱物データ

・カルセドニー

英語名

Chalcedony

和名

玉髄(ぎょくずい)

鉱物名

クオーツ

化学式

SiO2

水色、灰色、紫色、緑色、ピンク色

モース硬度

7

劈開

なし

屈折率

1.53-1.54

結晶系

三方晶系

比重

2.5~2.6

光沢

ガラス光沢

主な産地

ブラジル、中国、インド、アメリカ、マダガスカル、ウルグアイなど


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